【令和9年度】第二種電気工事士の学科はCBTだけに|変わること・変わらないこと

公開:2026年10月30日/このページの内容の確認日:2026年10月30日

このページの前提:移行の内容は、一般財団法人 電気技術者試験センターが令和8年4月8日付で公表した移行案内を確認して書いています(確認日:2026年10月30日)。令和9年度の具体的な日程は未公表です。「新しい公表問題は生まれにくくなる」の一節は、制度からの当サイトの推測として区別して書いています。

先に結論

  • 筆記方式が選べるのは、令和8年度までです
  • 令和9年度以降、第二種の学科は上期・下期ともCBT方式だけになります
  • 対象は学科試験だけです。技能試験の実施方法は変わりません

電気技術者試験センターは、令和8年4月8日付の案内で、第一種・第二種電気工事士の学科試験について「令和9年度(2027年度)より原則としてCBT方式に移行する」と公表しています。

第二種は令和8年度まで、上期・下期ともCBT方式と筆記方式(PBT方式)を選べます。令和9年度以降は、その選択肢がなくなります。

【一覧表】令和8年度と令和9年度以降で何が違う?

令和8年度令和9年度以降
第一種・上期CBTCBT
第一種・下期CBT、PBTCBT
第二種・上期CBT、PBTCBT
第二種・下期CBT、PBTCBT

「原則として」という言葉には注記があります。災害などで通信ネットワーク障害が発生し、CBT方式で試験を実施できない場合は、必要に応じてPBT方式で実施するというものです。

通常の回では筆記方式を選べない前提で準備してください。この例外は、非常時の扱いとして押さえておけば十分です。

試験センターが挙げている移行の利点は、次の4つです。

変わらないこと(勉強の中身は同じです)

変わること(受け方と手続きです)

勉強計画で気をつけたいのは、この2点

変わるのは「覚える中身」ではありません。「受け方」と「計画の立て方」です。

影響が大きいのは、次の2点です。

注意点

  • 令和9年度の具体的な日程(申込期間・CBT実施期間・技能試験日)は、このページの確認日時点で未公表です。例年12月ごろに公表されます。公表され次第、このページと当サイトの日程データを更新します。
  • 移行の例外として、災害時などにはPBT方式で実施される場合があります。通常回の準備はCBT前提で進めてください。

まとめ

よくある質問

令和9年度も筆記方式で受けられる場合はありますか?

通常の回では選べません。移行案内の注記では、災害などでCBT方式を実施できない場合に限り、必要に応じて筆記方式(PBT方式)で実施するとされています。非常時の扱いなので、準備はCBT前提で進めてください。

CBTになると、試験の内容や難易度は変わりますか?

試験センターは「出題形式や出題の難易度には、変更はありません」と案内しています。四肢択一で、一般問題と配線図問題という構成も同じです。合格基準は60点です。

過去問はもう使えなくなりますか?

公表済みの過去問題は、引き続き教材として使えます。使用に許諾や使用料は必要ありません。ただし、CBT方式で出題された問題は公開されないため、新しい回の公表問題は今後増えていかない見込みです(この点は当サイトの推測です)。

技能試験の受け方も変わりますか?

変わりません。移行の対象は学科試験だけです。学科に合格した人(または免除の人)が技能試験を受ける流れも同じです。

出典

一般財団法人 電気技術者試験センター「電気工事士学科試験(一種、二種)のCBT方式への移行について(令和9年度~)」(令和8年4月8日付、https://www.shiken.or.jp/upload/2027_transitiontoComputer-BasedTesting.pdf)、同センター「CBT方式のご案内」(https://www.shiken.or.jp/shiken/cbt/)、「よくあるご質問(32)CBT方式で出題された問題を知りたい」(https://www.shiken.or.jp/shiken/faq/faq01/000167.html)、「よくあるご質問(48)」(https://www.shiken.or.jp/shiken/faq/faq01/000183.html)、「よくあるご質問(277)試験の過去問題の使用方法について」(https://www.shiken.or.jp/shiken/faq/faq08/000082.html)、株式会社CBTソリューションズ「令和8年度第二種電気工事士下期 学科試験(CBT方式)」(合格基準の確認)。確認日:2026年10月30日。

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