練習セット2回分・3回分の割り振り表

公開:2026年11月3日/このページの内容の確認日:2026年11月3日

このページの前提:技能試験の候補問題は、電気技術者試験センターが公表する13問です(確認日:2026年10月31日)。このページでは「13問を1回ずつ作ること」を1周と呼びます。1回分のセットは13問を1周する材料の規格、2回分は26問分、3回分は39問分として数えます。割り振りの表は当サイトの目安で、公式の基準ではありません。器具の再利用と電線の消耗の範囲はメーカーと年度で異なるため、購入時はメーカー仕様で確認してください。

この記事でわかること

先に結論

  • 苦手がはっきりしている人→得意は1周で止め、余った問分を苦手に回してください
  • 苦手がまだ分からない人→まず全問1周し、その結果で苦手を決めてから振り分けてください
  • 作り切れる週数が足りない人→回分を増やすより先に、作り切れる周回数に合わせて割り振りを減らしてください

練習セットの回分は、「13問を何周するか」で数えるのが普通です。2回分なら全問2周、3回分なら全問3周、という均等な回し方です。ただ、13問の得意・不得意が同じことはありません。得意な問題まで同じ回数だけ作り直すと、苦手な問題に回せる練習が減ります。

このページでは、2回分と3回分について、均等周回ではない割り振り表を示します。どの表も、問分の合計が回分の総量と一致することを確認しています。

まず押さえる前提:問分の数え方と、再利用の扱い

このページの「問分」は、問題1問を1回作ることを1問分と数えます。13問を1周すると13問分、2周すると26問分です。2回分のセットは26問分、3回分は39問分として扱います。

割り振りの考え方は、器具と電線の扱いの違いに基づきます。スイッチやコンセントなどの器具は、作品を分解すれば繰り返し使えるものが多い一方、電線は切るたびに短くなり、リングスリーブや差込形コネクタは使い切りになります。回分の差は、この「使い切る材料」の量でついています。ただし、切り分けた電線を次の問題に再利用できる範囲や、器具の再利用の可否は、メーカーと年度で異なります。割り振り表は「器具は外して再利用し、電線だけが消耗する」という前提で組んでいますが、実際のセットではメーカー仕様で確認してください。電線が先に足りなくなりそうな場合は、電線だけの追加購入も選択肢になります。

割り振りを決める順番は、次の3手順です。まず全問1周します。次に、1周目の結果で苦手な問題を決めます。最後に、残りの問分を苦手な問題に振り分けます。苦手が決まらないうちに振り分けを決めると、得意な問題に余計な練習を割ることになります。

2回分(26問分)の割り振り表

2回分の総量は26問分です。均等に回すと全問2周になりますが、苦手に寄せると次のようになります。

割り振り方内訳合計
均等2周13問×2周26問分
苦手5問に重点(苦手が5問の場合)最苦手3問×4周(12)+苦手2問×3周(6)+その他8問×1周(8)26問分
得意を絞る(得意が3問の場合)苦手3問×3周(9)+その他7問×2周(14)+得意3問×1周(3)26問分

「苦手5問に重点」の読み方を説明します。まず全問1周で13問分を使います。残りは13問分です。そのうち、苦手5問に2周分ずつ追加で10問分を使い、さらに最苦手3問に1周分ずつ追加で3問分を使います。合計は13+10+3で26問分です。最苦手3問は、1周目+追加2周+追加1周で4周になります。

「得意を絞る」は、得意3問を1周で止める代わりに、残り10問を2周し、さらに苦手3問に1周追加する方法です。合計は3+20+3で26問分です。得意な問題は、1周で手順が確認できれば十分で、2周目以降の材料を苦手に回す考え方です。

2回分で注意したいのは、やり直しの余地です。切り間違えが多いと、電線が先に足りなくなります。割り振り表の最後の1周分は、苦手のやり直し用として残しておくのも一つの使い方です。その場合は、表の周回数から1周分を引いて、予備として置いてください。

3回分(39問分)の割り振り表

3回分の総量は39問分です。均等に回すと全問3周になりますが、苦手に寄せると次のようになります。

割り振り方内訳合計
均等3周13問×3周39問分
苦手5問に重点(苦手が5問の場合)最苦手3問×5周(15)+苦手2問×4周(8)+その他8問×2周(16)39問分

「苦手5問に重点」の読み方を説明します。まず全問2周で26問分を使います。残りは13問分です。そのうち、苦手5問に2周分ずつ追加で10問分を使い、さらに最苦手3問に1周分ずつ追加で3問分を使います。合計は26+10+3で39問分です。最苦手3問は、2周目まで+追加2周+追加1周で5周になります。

3回分で注意したいのは、作り切れる週数です。39問分を作り切るには、均等3周でも苦手重点でも、週あたりの練習回数と残り週数が足りている必要があります。週数が足りないのに3回分を買うと、材料が余ります。回分を決める前に、練習セット回数判定ツールで、残り週数から作り切れる周回数を出してください。作り切れない周回数ぶんは、割り振り表から削るのが先です。

まとめ

よくある質問

Q. 苦手が5問より多い場合は、どう振り分ければいいですか。
A. 考え方は同じです。まず全問1周し、残りの問分を苦手な問題の数で割って、1問あたりの追加周回数を出します。割り切れない分は、最も苦手な問題から1周ずつ追加します。合計が26問分(2回分)や39問分(3回分)になることを、最後に足し算で確認してください。

Q. 電線が途中で足りなくなったら、どうすればいいですか。
A. 器具がそろっていて、足りないのが電線だけなら、電線のみの追加購入が割安なことが多いです。器具の一部を壊した、年度が替わって構成が変わった、といった場合はセット側が合います。どちらが安いかはメーカー価格で積み上げて比べる必要があります。

Q. 均等周回のほうが、ムラなく練習できるのではないですか。
A. 苦手がまだ分からない段階では、均等周回(まず全問1周)が正しい出発点です。均等周回が合わないのは、苦手がはっきりしたあとも均等に回し続ける場合です。1周目で苦手が分かったら、2周目以降は苦手に寄せるほうが、同じ材料でも苦手の練習量が増えます。

出典

候補問題13問:一般財団法人 電気技術者試験センター「第二種電気工事士技能試験候補問題の公表について」(https://www.shiken.or.jp/construction/second/)。確認日:2026年10月31日。回分の規格(1回分=13問を1周する材料)と器具・消耗材の扱い:当サイトの練習セット1回分・2回分・3回分の違いと練習セット回数判定ツールの記載(確認日:2026年10月31日)。割り振りの表は当サイトの目安で、合計の検算は本ページの作成時に実施しています(2回分:12+6+8=26、9+14+3=26。3回分:15+8+16=39)。

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