第二種電気工事士は独学か講座か|残り週数・週の時間・複線図で決める
先に結論
- 決め手は「どの講座が優れているか」ではなく、自分の状況です。軸は3つだけです:残り週数、週に使える時間、複線図の進み具合
- 3つとも余裕がある場合は、独学でも計画が組み立てやすくなります
- 残り週数が短く、複線図がまだ書けない場合は、教えてもらえる形のほうが、進み方に迷いにくくなります
- 講座の料金や内容は、このページでは断定しません。各講座の公式案内で確認してください
「独学でも大丈夫ですか」と「講座は必要ですか」は、同じ質問の裏表です。答えは人によって変わります。変わる理由は、講座の良し悪しではなく、残りの時間と今の進み具合です。
このページでは、判断の軸を3つに絞って整理します。自分の状況に当てはめて、向いている形を選んでください。
判断の軸は3つです
| 軸 | 確認すること | なぜ効くか |
|---|---|---|
| 残り週数 | 学科の受験日・技能試験日まで、あと何週あるか | 週数が短いほど、迷っている時間の余裕がなくなります |
| 週に使える時間 | 曜日ごとに、実際に空いている時間 | 週の時間が少ないほど、進める量の絞り方が重要になります |
| 複線図の進み具合 | 候補問題の複線図を、自分で書けるかどうか | 技能練習は、複線図が書けることが前提です。ここが未着手だと、技能練習の開始が遅れます |
週数の数え方はCBT受験日の決め方の記事に、週の時間の置き方は勉強時間の考え方の記事にあります。まずこの2つを数字にしておくと、判断がぶれにくくなります。
状況別の向いている形
| 自分の状況 | 向いている形 | 理由 |
|---|---|---|
| 残り週数が多く、週の時間も取れ、複線図も書き始めている | 独学 | 計画を自分で組み立て直す余裕があります。遅れても、残りの週数で割り直せます |
| 残り週数か週の時間のどちらかが足りないが、複線図は書ける | 独学+部分的な利用 | 全体を講座に預けるほどではありません。分からない分野だけ、参考書や解説で補う形が合います |
| 残り週数が短く、複線図もまだ書けない | 講座の利用を検討する | 進む順番と分量を、自分で決めている余裕が少なくなります。教えてもらえる形のほうが、迷いにくくなります |
この表は、向いている形の目安です。講座を使ったからといって合格が保証されるわけではなく、独学だからといって不利になるわけでもありません。決め手は、自分の週数と時間と進み具合です。
独学で進める場合に、最初に決めること
- 技能試験日と学科の受験日を置く
全体の締切と、学科の区切りを決めます。ここが空欄のままでは、計画は立てられません。
- 週の時間を曜日に落とす
「週7時間」のような合計だけでは、日々の分量に落ちません。平日30分×4日+休日3時間のように、曜日で置きます。
- 期間を段階に分ける
開始から学科までは学科対策、学科の前後で複線図、学科の後から技能試験までは技能練習、というように時期ごとの主役を決めます。配分の計算は逆算学習計画ツールで出せます。
- 技能練習の回数を、週数から逆算する
材料セットが何回分必要かは、残りの週数と目標の周回数で決まります。計算は練習セット回数判定ツールで出せます。
講座を検討する場合に、確認すること
- 講座の対象が、自分の受ける年度と方式(CBT方式)に合っているか
- 学科対策と技能対策のどちらが含まれているか。学科だけ、技能だけの場合があります
- 料金に、テキスト代や材料代が含まれているか。含まれていない場合は、別途の費用がかかります
- 質問ができる形か、添削があるか。自分がつまずきやすい点に合っているか
料金やカリキュラムの詳細は、講座によって大きく異なります。このページでは特定の講座を推奨しません。各講座の公式案内で、上の4点を確認してください。
注意点
- このページの判断は、状況の整理による目安です。合格の可否を保証するものではありません
- 独学と講座のどちらを選んでも、申込みとCBT会場予約は自分で行う手続きです。詳しくは申込チェックリストにあります
- 日程は年度によって変わります。自分の回の日程は、試験センターの公式発表で確認してください。令和9年度の日程は、このページの確認日時点では未公表です
まとめ
- 判断の軸は、残り週数、週に使える時間、複線図の進み具合の3つです
- 3つとも余裕がある場合は、独学でも計画が組み立てやすくなります
- 残り週数が短く複線図が未着手の場合は、講座の利用を検討する価値があります
- 講座の料金や内容は、各講座の公式案内で確認します
よくある質問
Q. 独学では合格できないのですか。
A. そういうわけではありません。残り週数と週の時間に余裕があり、計画を組み立て直せる場合は、独学でも進めやすくなります。判断の軸は、方法ではなく自分の状況です。
Q. 講座を使えば、勉強時間は短くて済みますか。
A. いいえ。講座は進む順番と分量の迷いを減らすものですが、演習や技能練習の時間そのものがなくなるわけではありません。週の時間は、どちらの形でも必要です。
Q. 途中で独学から講座に切り替えてもいいですか。
A. 切り替え自体は可能です。ただし、残り週数が短くなってからの切り替えでは、講座の進度に合わせる負担も出ます。切り替える場合は、残り週数を数え直してから判断してください。
Q. どの講座がおすすめですか。
A. このページでは特定の講座を推奨しません。対象年度・方式、学科と技能の範囲、料金に含まれるもの、質問や添削の有無を、各講座の公式案内で確認してください。
出典
日程・制度の確認先:一般財団法人 電気技術者試験センター 第二種電気工事士試験ページ(https://www.shiken.or.jp/construction/second/)。令和9年度の日程は、このページの確認日時点では未公表です。判断の軸と状況別の整理は、当サイトの計画ツールと既存記事(CBT受験日の決め方、勉強時間の考え方)の考え方に基づくもので、試験センターの発表ではありません。確認日:2026年10月30日。
次に読む
- 逆算学習計画ツール――日付と週の時間から配分表を作る
- 練習セット回数判定ツール――残り週数から材料の回数分を計算する
- 申込チェックリスト――申込からCBT予約まで