学科試験まで残り2週間:無料素材だけで回す日単位プラン
こんな不安はありませんか
- 学科の範囲が広く、何から始めればいいか分からない
- 計算問題に苦手意識がある
- 仕事をしながら、残りの期間で間に合うか分からない
- テキストを最初から読むと、途中で止まってしまいそう
この記事では、試験日までの残り期間から逆算し、公式の無料素材だけで回す14日の配分を示します。満点を目指す進め方ではなく、合格点に届くための順番を決めるための記事です。
こんな人向けです。
- 学科の勉強をこれから始める
- 残り期間が短く、優先順位を決めたい
- 過去問を中心に進めたい
この記事で分かること。
- 使う無料素材(公式の4つ)と、その使いどころ
- 14日の配分表(平日1時間・休日3時間、合計22時間)
- 60点基準から逆算する「捨て問」の考え方
先に結論
- 使える時間は、平日1時間×10日 + 休日3時間×4日 = 合計22時間です。まずこの総量を前提に組みます
- 中心は「公表問題を解く → 間違えた分野を調べる」の繰り返しです。新しい教材は買いません(2週間では、届く時間も含めて回し切れないためです。これは当サイトの判断です)
- 使う素材はすべて無料の公式素材です:試験センターの公表問題と解答、CBT体験版、受験案内とFAQ
- 合格基準は60点です。全分野を均等に追うのではなく、間違えた分野から潰す配分にします
使う無料素材はこの4つ
| 素材 | 中身 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 公表問題と解答 | 試験センターが公表している、過去の学科試験問題(筆記方式で実施された回)と解答 | 演習の中心。時間を測る通し演習にも使う |
| CBT体験版 | CBTソリューションズが公開している、操作を試せる体験版 | 画面の操作に慣れるため。1回やれば十分 |
| 受験案内・FAQ | 試験センターの受験案内と、よくある質問 | 当日の持ち物・会場・手続きの確認 |
| e-Gov法令検索 | 電気工事士法などの法令の条文 | 法令分野で間違えたときに、条文そのものを確認する |
出典:一般財団法人 電気技術者試験センター 第二種電気工事士試験ページ(https://www.shiken.or.jp/construction/second/)、株式会社CBTソリューションズ「令和8年度第二種電気工事士下期 学科試験(CBT方式)」(https://cbt-s.com/examinee/examination/r8_ecee_denko2-2_cbt)。いずれも無料で公開されている公式の素材です。確認日:2026年10月31日。
14日の配分表(土曜日に始めるとした場合)
| 日 | 区分 | やること | 時間 |
|---|---|---|---|
| 1日目(土) | 休日 | 公表問題1回分を、120分を測って通しで解く。間違えた分野を書き出す | 3時間 |
| 2日目(日) | 休日 | 間違えた分野を確認し、同じ回を解き直す | 3時間 |
| 3日目(月) | 平日 | 分野別の演習(計算問題以外の分野から)+間違い直し | 1時間 |
| 4日目(火) | 平日 | 間違えた問題だけを解き直す | 1時間 |
| 5日目(水) | 平日 | 計算問題の分野:使う公式の確認と演習 | 1時間 |
| 6日目(木) | 平日 | 分野別の演習 + 間違い直し | 1時間 |
| 7日目(金) | 平日 | 間違えた問題の総ざらい(軽めの日) | 1時間 |
| 8日目(土) | 休日 | 公表問題の別の回を、120分を測って通しで解く + 間違い直し | 3時間 |
| 9日目(日) | 休日 | CBT体験版で操作を確認 + 苦手な分野の演習 | 3時間 |
| 10日目(月) | 平日 | 間違えた問題だけを解き直す | 1時間 |
| 11日目(火) | 平日 | 計算問題の仕上げ + 間違い直し | 1時間 |
| 12日目(水) | 平日 | 間違えた問題だけを解き直す(3回目に当たるものは特に丁寧に) | 1時間 |
| 13日目(木) | 平日 | 全体の見直し + 当日の流れと持ち物の確認 | 1時間 |
| 14日目(金) | 前日 | 新しい問題は解かない。間違いメモの読み返しだけ | 1時間以内 |
| 当日(土) | 当日 | 試験。集合時刻に余裕を持って到着する | ― |
休日に「通しで1回分」を置くのは、120分の演習と間違い直しを合わせると3時間の枠が必要になるためです。平日の1時間は、通し演習ではなく「間違えた問題」と「分野別の演習」に使います。当日の流れと持ち物は、CBT当日の流れと持ち物の記事で確認してください。
この章の要点:休日は通し演習、平日は間違い直しに使い、14日で合計22時間を配ります。分からなかった分野の扱いは、次の節で確認します。
1周目で分からなかった分野は、先に進んでかまいません
学科の範囲は広く、すべての分野を同じ深さで理解してから進もうとすると、試験日までに全体を1周できないことがあります。
まずは全体を1周し、取りやすい分野で得点を固めてから、苦手な分野に戻る進め方が、期間が短い場合には無理が少なくなります。1周目で分からなかった分野は、2周目で理解が進むことを前提に、先に進んでかまいません。
ただし、試験日までに全体を1周しないまま終わることは避けてください。全体像をつかむことが、優先順位を決めるための前提になります。
「捨て問」の考え方:60点から逆算する
学科試験の合格基準は60点で、問題は50問です。もし全問に均等に配点されていると仮定すれば、60点は「30問正解」が目安になります(これは配点が均等だという仮定のうえの単純計算で、公式の配点は公表されていません)。
この目安が意味するのは、「全問を解ける必要はない」ということです。残り2週間では、全分野を均等に仕上げる配分ではなく、次の順で時間を使ってください。
- 繰り返し間違える分野を先に潰す――間違いメモに出てくる分野は、そのまま伸びしろです
- 解き方が決まっている計算問題は、公式の確認に時間を割く――手順が固定される分、短期間でも得点に変えやすい分野です
- 時間をかけても伸びない問題は、後回しでよい――30問正解が目安なら、苦手な数問を捨てても基準には届きます。ただし、分野ごと丸ごと捨てるのは避けてください。出題の偏りで目安が崩れます
過去問の使い方全般(何年分・何周か)は、過去問は何年分・何周やればいいかに分けました。このページは「残り2週間に絞った配分」です。
この章の要点:60点は「30問正解」が目安です(配点が均等という仮定での単純計算)。全分野を均等に追わず、間違えた分野から潰します。
注意点
- このプランは、残り2週間で「確保できる22時間をどう配るか」の目安です。合格を保証するものではありません。もっと週数がある人は、無理にこの形に寄せず、逆算学習計画ツールで週ごとの配分から組んでください。
- CBT方式の受験日は、自分で予約した日です。このプランの「当日」は、予約した受験日を指します。予約がまだなら、先に会場予約を済ませてください(申込みと会場予約は別の手続きです)。
- 公表問題は筆記方式で実施された回の問題です。CBT方式の問題そのものは公表されていません。出題範囲と形式は同じ前提で使いますが、問題がそのまま出るわけではありません。
- 体調を崩すと、この日程はそのまま崩れます。前日と当日は、勉強量より睡眠を優先してください。
まとめ
- 残り2週間の総量は、平日1時間・休日3時間で22時間です
- 使うのは公式の無料素材だけ。中心は公表問題と、その間違い直しです
- 60点基準から逆算し、全分野を均等に追わず、間違えた分野から潰します
- 前日は新しい問題を解かず、当日は集合時刻に余裕を持って向かいます
よくある質問
Q. 平日にもっと時間が取れます。配分はどう変えますか。
A. 平日の演習の回数を増やすのではなく、「間違えた問題の解き直し」の日を増やしてください。新しい問題を解く量より、間違えた問題を正解に変える回数のほうが、この期間では得点に直結します。
Q. 休日に3時間取れない週があります。
A. 通し演習(120分)は、その週の休日のうち長いほうの日に寄せてください。もう一方の休日は、間違い直しだけの日で構いません。総量が22時間から減る場合は、分野別の演習の日を削り、通し演習と間違い直しを守ってください。
Q. テキストを持っていません。本当に無料素材だけで足りますか。
A. 足りるかどうかは、これまでの学習状況で変わります。このプランは「残り2週間で、新しい教材を買わずに回す場合の配分」です。公表問題の解説で理解できない分野が広い場合は、その分野だけ市販のテキストで補う判断もあり得ます。買う場合も、届いてから読む時間を日程に組み込んでください。
出典
学科試験の形式・合格基準点・CBT体験版の案内:株式会社CBTソリューションズ「令和8年度第二種電気工事士下期 学科試験(CBT方式)」(https://cbt-s.com/examinee/examination/r8_ecee_denko2-2_cbt)。CBT実施期間:一般財団法人 電気技術者試験センター「令和8年度電気工事士試験の実施日程等のご案内」(https://www.shiken.or.jp/ecee-overview/news/upload/R08denkounittei2.pdf)。配点が均等という仮定での「30問」の計算、日ごとの配分は当サイトの目安です。確認日:2026年10月31日。
次に読む
- CBT当日の流れと持ち物――到着から退出までと、遅刻の扱い
- 過去問は何年分・何周やればいいか――公表問題の使い方の全体像
- 学科の勉強時間は、総時間より週あたりで考える――週数がある場合の時間の組み方