勉強時間は「属性」で変わる:時間の取れ方×出発点の表

公開:2026年10月31日/このページの内容の確認日:2026年10月31日

このページの前提:学科試験の形式(四肢択一式50問、合格基準点60点)は公式に決まっている事実です。一方、このページの時間の表は、週パターンの掛け算と、当サイトの計画ツールの段階設計(学科→複線図→技能)をもとにした当サイトの目安です。公式の基準ではありません。「これだけやれば合格する」という保証はしません。

この記事でわかること

項目内容
軸1:時間の取れ方社会人型(平日は夜の短時間だけ)か、学生型(平日もまとまった時間が取れる)か
軸2:出発点未経験か、経験者か
総時間の数字型ごとの週の時間 × 残りの週数、という掛け算による当サイトの計算です
内訳の数字当サイトの計画ツールの段階設計(学科→複線図→技能)に基づく目安です

先に結論

  • 「社会人だから」「未経験だから」というラベルでは決まりません。決めるのは2つの軸です:時間の取れ方(平日に取れるか)と出発点(電気の基礎があるか)
  • 確保できる総時間は「型ごとの週の時間 × 残りの週数」で出ます。型が違えば、同じ週数でも総時間は1.5倍以上変わります
  • 出発点で変わるのは総時間より内訳です。未経験は学科の期間を長く、経験者は学科を演習中心に圧縮して技能に寄せます
  • 総時間だけを週あたりで計算したい場合は、勉強時間を週あたりで考える記事が先です。このページは「型と内訳」を決めるためのものです
図1 時間の取れ方と出発点の2軸で、総時間と内訳が変わることを示した模式図
2つの軸の組み合わせを示した模式図(当サイト作成)。週の時間は代表的なパターンの例です。

ラベルではなく、2つの軸で選ぶ

「社会人」「学生」「未経験」「経験者」という言葉は重なります。社会人で未経験の人もいれば、学生で電気科の人もいます。そこでこのページでは、ラベルではなく次の2軸で自分の型を決めます。

型ごとの週パターン(時間の取れ方)

まず、時間の取れ方で週の時間を決めます。下は代表的なパターンの例です。数字は掛け算で確かめられる形にしてあります。

型週パターンの例週の時間
社会人型平日1時間×4日 + 休日2時間×1日週6時間(4+2)
学生型平日2時間×5日(休日は予備日)週10時間(2×5)

社会人型でも、平日が取れない週は休日だけで回す形になります。その週の組み方の例は、仕事と両立する週の組み方に分けました。このページでは、型が決まった後の「総時間と内訳」に絞ります。

型 × 残り週数で、確保できる総時間が出る

週の時間に残りの週数を掛けると、確保できる総時間が出ます。計算はそれだけです。

残りの週数社会人型(週6時間)学生型(週10時間)
4週間24時間40時間
8週間48時間80時間
12週間72時間120時間
16週間96時間160時間

同じ「残り12週間」でも、社会人型は72時間、学生型は120時間です。差は48時間あります。だから「残り何週間か」だけ聞いても計画は決まらず、型とセットで見る必要があります。逆に言えば、社会人型でも週数を増やせば(=早く始めれば)総時間は増えます。週数を増やす手段は、学科の受験日を後ろに置くのではなく、開始日を前に置くことです。学科日を後ろに置くと技能の週数が減る点は、CBTの受験日を逆算で決める記事で計算しています。

この章の要点:総時間は「型ごとの週の時間 × 残りの週数」で決まります。同じ残り週数でも、型が違えば総時間は大きく変わります。次は、出発点による内訳の違いを確認します。

出発点で変わるのは、内訳の寄せ方

次に、出発点で内訳を決めます。当サイトの計画ツールは、期間を「学科のみ → 学科の終わり際から複線図 → 複線図と技能 → 技能中心」という段階で設計しています。出発点の違いは、この段階の「切替え位置」の違いとして表れます。

未経験の人の目安経験者の人の目安
学科に充てる期間残り週数の約半分を学科に使う。複線図は学科の後半から重ねる残り週数の約3分の1を学科に使う。残りを複線図と技能に回す
学科の中身「覚える時間」と「解く時間」を半分ずつ程度に「解く時間」中心。覚えるのは間違えた分野だけに絞る
複線図を始める時期学科の後半(学科試験の約4週間前から少しずつ)早めに始めてよい。学科と並行しても進められる
技能で重視することまず1周を時間内に作り切ること。周回数は欲張らない苦手な問題の繰り返しと、時間の短縮に時間を使う

これは当サイトの目安です。たとえば「未経験だが時間は学生型」という人は、週10時間×未経験の内訳、という組み合わせになります。自分の2軸の位置を決めてから、表を組み合わせて読んでください。

週ごとの配分を自動で出したい場合は、逆算学習計画ツールに技能試験日と週の学習時間を入れると、この段階設計で配分表が出ます。

週数が少ないときに、削る場所

まとめ

よくある質問

Q. 社会人で未経験です。どちらの表を見ればいいですか。
A. 時間は社会人型(週6時間の行)、内訳は未経験の列、という組み合わせで見てください。2つの軸は別々に決まります。

Q. 経験者なら学科は勉強しなくてよいですか。
A. そういう意味ではありません。学科の進め方を「覚える中心」から「解く中心」に変える、という目安です。間違えた分野は、その都度覚え直す必要があります。

Q. 週の時間がこの表のパターンと違う場合はどうしますか。
A. 自分の週の時間を残りの週数に掛ければ、同じ考え方で総時間が出ます。内訳の寄せ方(学科に充てる期間の割合)だけ、このページの表を使ってください。

出典

学科試験の形式・合格基準点:株式会社CBTソリューションズ「令和8年度第二種電気工事士下期 学科試験(CBT方式)」(https://cbt-s.com/examinee/examination/r8_ecee_denko2-2_cbt)。週パターンと総時間の表は、その掛け算による当サイトの計算です。内訳の段階設計は、当サイトの計画ツールの前提(学科→複線図→技能)に基づく当サイトの目安です。確認日:2026年10月31日。

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